前回からの続きになります。
かたくりの花を観た後、達身寺へ行ってきました。
達身寺の前身はよくわかっていませんが、織田信長の命を受け明智光秀が丹波攻めを行った際に当時大寺院であった達身寺も加勢をしたとのことで焼かれたと言われています。
その後村に疫病が流行り多くの人々が亡くなった為、山に隠して放置されたままの仏像を集め山中にあった達身堂(たるみどう)を現在の地に下ろし本堂として仏像を安置し奉ったのが今の達身寺だそうです。
収蔵庫には元国宝で今は国指定の重要文化財である木彫り阿弥陀如来坐像や兜跋毘沙門天立像、地蔵菩薩坐像、十一面観音立像、正観世音菩薩立像、吉祥天などが安置されています。
特に毘沙門天像は16体もあり見ごたえがあります。
独特の達身寺様式と呼ばれるお腹がぷくっと膨らんだ特徴的な仏像が並んでいて、もう一か所の収蔵庫には県指定文化財&丹波市指定文化財の未完成仏像や破損した仏像や破片なども並べてあります。
達身寺はもしかするとお堂をたくさんもった工房で丹波仏師が造仏していたのではないかという説もあり、鎌倉時代の有名な仏師「快慶」もつながりがあるのかもしれないとのことでした。 (パンフレットより)
庭園もきれいに整えられていました。
鶴もいました。
水仙もきれいですね。
仏足石
毘沙門堂です。
むっちゃ趣があります。
が…
中に多分ハチの巣があると思われ、覗いてみるとたくさん蜂がいました、こわ~っ。
駐車場の脇の桜がきれいに咲いていたので記念に。
竣工記念と書かれていました、何の竣工でしょう?
この桜が歩いて向かう途中に見えていた桜かな?
かたくり園から徒歩10分足らず。
達身寺にも駐車場もありますが、ブラブラと歩いても少しは運動になります。
☆達身寺
☎0795-82-0762