脱健着患

「脱健着患」という言葉があります。

(だっけんちゃっかん)と読みます。

 

介護する時に

脱ぐ時は「健康側」から、

着る時は「患側(麻痺などのある方)」からという意味です。

「着患脱健」(ちゃっかんだっけん)とも言います。

 

麻痺などで片側が動かせない場合、

脱がせる時は先に動く方(健側)から脱がせて動かない方(患側)へ服を回して持っていき脱がせるので「脱健」

着せるときはその逆でまず動かない患側を着せて健側へ回して持っていき着せるので「着患」

その状況を想像してみれば分かりやすいとは思います。

 

介護の勉強している時に、あれ?どっちだっけ?

「着健脱患」?「着患脱健」?「脱健着患」?「脱患着健」?

と座学ではなかなか覚えられなくて…。

 

何年も前に勉強した言葉を何故急に思い出したかというと、50肩だか60肩だか他の原因なのかわかりませんが1ヶ月ほど前から左の二の腕の外側が痛いんです。

腕は上がるのは上がります。上げるときに痛いわけでもない。でも肩より後ろには痛くて動かせない。ねじると痛いし、力を入れると痛い。

Tシャツなどの被る系の脱ぎ着する時に結構痛いんです。

シャツも伸びないものだとやっぱり腕をねじらなくちゃいけないので痛い。

そこでこの「脱健着患」を思い出したわけですが…。

 

自分で脱ぎ着する時には結局痛い方の腕も動かさなくてはいけないのであまり関係ないなと気づきました。

痛いのと動かないのはそもそも違いますしね。

 

介護の資格も取ったんですけどね~。

仕事には就かなかったし、今では何も覚えてないです。

他にも無駄に資格ばっかり持ってますわ(笑)

今は何年か調理の仕事をしてるので今度は調理師か栄養士の資格も取ってみようかな?