台座を含め15mもある大釈迦如来石像をはじめ、20mの大観音石像、8mの大涅槃石像のある壷阪寺。
西国三十三所観音霊場の第6番札所でご本尊さまは十一面千手観世音菩薩、眼病封じの観音様です。
創建は大宝3年、弁基上人により開基されたとされ、その後壺阪山南法華寺という正式寺号となったそうです。
また、明治時代失明回復祈願にまつわる沢市とお里の夫婦愛を描いた浄瑠璃「壷坂霊験記」が話題となり寺への信仰が広まったそうです。その2人の石像もあります。
とにかくたくさんの石仏があるのですが、なんといっても有名なのが、桜の花の間に大仏のお顔が見える「桜大仏」、「壺阪大仏」ともいわれる釈迦如来石像です。
桜の時期ではなく紅葉も終わりなのでちょっと寂しい感は否めないですが、その分はっきりくっきり見えました。
大石像群
インドでの奉仕活動の縁から始まった国際交流・石彫事業の一環で製作されたとのこと。
御前立
★十一面千手観音菩薩石像
★文殊菩薩石像
★普賢菩薩石像
道を挟んだ山の斜面に高さ20mの大観音石像があります。
ぐるっと周り歩けるようになっているので見て回りましたが圧倒されます。
観音様は柔らかなイメージが私の中ではありますが、この観音様はキリっとしていました。
ハンセン病患者の救済活動を通じて作られたものだそうです。
その前の広場に8mの大涅槃石像
ちょっと大きさを比べるために立ってみました。
分かりにくい(笑)かなり大きいです。
仁王門
仁王さんの下駄、履いていいみたいだったので記念に。
夫婦観音
めがね供養観音
蓮華手菩薩
前述 お里 澤市の石像
壷坂霊験記の名セリフ
「妻は夫をいたわりつつ、夫は妻を慕いつつ~」ですって。耳が痛い。
天竺渡来仏伝図レリーフ「釈迦一代記」
インドで延べ5万7000人の石彫師によって彫刻されたものだそうです。
高さ3m延長50m重さ300トン、迫力があります。
三重塔
観音様がいい感じにキレイに入りました。
重要文化財
大石堂の十一面千手観音石像
鬼さん なぜここにいたのか分からないですがかわいい鬼さんたちでした。
本堂入り口にあった不動明王
ヤバい!むちゃくちゃカッコいい!!
ご本尊さま
十一面千手観世音菩薩
千手観音と不動明王が好きなので大満足100点。
写真を撮っていいという事も嬉しいことの一つ。
いいお天気で観光客も少なくゆったりと見ることができた事も嬉しいことの一つで、久しぶりのお寺巡りはいい事尽くめでした。
桜の季節は写真も順番待ちしながら撮るんでしょうね~。
★壷阪寺(南法華寺)
入山料:大人600円、小児100円、5歳以下無料
駐車場:普通車1日500円