3/11鳥取にある<因幡の白兎>の神話の白兎を祀る「白兎神社」へ行ってきました。
兎年に因んだ神社に参拝しようと年明けから考えていましたが、雪道は走りたくないし…と桜の便りも聞こえてきたのでもう大丈夫だろうと満を持して。
「白兎神社」は、縁結びの神様で皮膚病や傷の平癒にもご利益があるとされています。
階段を上った先に本殿はあります。
兎がいっぱいの階段を含む参道の様子から。
<結び石>という願掛けの石がたくさん載っていました。
良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康の5つの五縁の石が入ったものを社務所で販売しているそうです。
<因幡の白兎の砂像>
うさぎ年に合わせてリニューアルしたものだそうです。
こちらも参道沿いにあり、なかなかの存在感でした。
<手水舎>もわかり難いですけど兎。
<御手洗池>
神話の白兎が傷口を洗いガマの穂を傷につけ治療したと伝えられる霊池で季節を問わず水位が一定なため不増不滅の池とも言われているそうです。
階段を上り、少し歩くと左側に短い階段がありその先に<拝殿>があります。
小さなお社の割に←すみません立派なしめ縄でした。
<本殿>拝殿の後ろです。
<菊座石>
本殿を支える土台石に菊の紋章が彫刻されています。
全国的にも珍しいそうで、神社創設に皇室と関りがあったのかも?と書かれていました。
社務所の入り口の消毒液も兎でした。可愛い。
こちらは入り口にあった〈うさぎ焼き屋〉さんです。
名物と書いていたので買ってみました。
もっちもちの生地にあんこがたっぷり!
白いタイ焼きのうさぎバージョン?…美味しかったです。
縁結びってこと?で、ポストもピンクでした。
因幡の白兎伝説は日本最古のラブストーリーとのこと。
なるほど。
<あらすじ>
大国主命の兄弟が八上姫に求婚するために因幡の国に向かっている途中で毛をはがされたウサギに出会いました。意地悪な兄弟が「海の水で体を洗い風の吹く山のてっぺんで乾かせばいい」と言い、その通りにして痛みがひどくなり泣いていたウサギの所に荷物を持たされ遅れてきた大国主命が通りかかり事情を聴きました。
「私はおきの島から因幡の地に渡りたいと考えましたが海を渡る手段がありませんでした。そこで近くにいたワニザメに{あなたと私の種族はどちらの数が多いか数えるので、できるだけたくさんの仲間を連れてきて向こう岸まで並んでください}と言いました。ずら~っと並んだワニザメの背を踏んで渡り終え成功しようとした時に、{お前たちは騙されたんだよ}と言ったため怒ったワニザメに毛を剝がされてしまいました。その上あなたの兄弟の言うとおりにしたら余計に体中がひりひり痛くて苦しいのです」とウサギ。
大国主命は「真水で体を洗いガマの穂をつけなさい」といい、ウサギは言われたとおりにすると元のきれいな姿に戻りました。
感激したウサギは「あなたこそが八上姫の婿になるお方です」と言いました。
その後、ウサギの言う通り二人は結ばれたそうです。
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因幡の白兎は色んな教訓のある神話だと思うんですが…。
ラブストーリーかぁ…。
縁結びには違いないですね。
☆白兎神社
住所:鳥取市白兎603
TEL:0857-59-0047
駐車場:道の駅 「神話の里 白うさぎ」の停められます
白兎神社のある白兎海岸エリアは見どころ満載でした。
因幡の白兎の舞台となった島や岩もありますよ~。
また次に。